我がタイトルに偽りアリ
突然ですが
「ミモモスティの身も心もハンドメイド」
というこのブログの名前、ちょっと長くないですか?
自分としてはあまり深く考えずに名付けたのですが(一応、ミモモスティの「ミモ」と「身も」をかけています)参加グループでのブログ名一覧を見ても、周囲からやや浮いているような気がしますね。
「身も心も」の部分は省いてもよいですか? シンプルに「ミモモスティのハンドメイド」って。いっそのこと全部略して「ミモハン」でもいいかも。ミモハン。
ブログ名は長いのに記事タイトルはいつも短めあっさり風味、両極端なミモモスティの未桃みもです、こんにちは!
タイトルと内容が乖離しがち
お気に入りの二冊の本
冒頭の写真の書籍二冊は五年くらい前に購入した「スイーツデコ」と「ミニチュアスイーツ」の作り方の本です。けっこうじっくりと読みこみました。
「スイーツデコ」は材料を買いそろえて実際に制作をしていていた時期があります。今日はその時につくった作品をご紹介しようと思っていました。
しかしいざ写真を撮る段階で、その出来具合があまりにもよろしくなかったことに気がつき、お披露目は急遽やめることに。
一応写真は撮ってみたのですが、写真うつりもかなり微妙だったのでやめて正解でした。
一方「ミニチュアスイーツ」の本はかなり本格的で高度な内容だったため、読んで眺めるだけで終わりました。「ミニチュア」の名前通り、仕上がりサイズが「スイーツデコ」に比べてとにかく格段に小さいのです。
いつかは作ってみたいなあと思いつつ…そのまま五年ほど経過してしまいました。
でも載っている作品自体はどれもかわいらしくてとてもおしゃれなので、本を見ているだけで胸がワクワクドキドキしました。
……と、これらの本の内容と当時の思い出話を語っているだけであっというまに時間が過ぎていきそうなので、本題に移りたいと思います。
その違いに気がついた
今回あらためて二冊の本を並べてみて、あることに気がつきました。
「タイトルの長さ」です。
まず一冊目の『100円グッズでスイーツデコ』。タイトルはやや短めに感じられます。
正式名称は『別冊すてきな奥さん 100円グッズでスイーツデコ』です。なのでアタマにつく「別冊すてきな奥さん」の分だけ文字数を少なめにしているのかもしれません。
ですがそれにしてもえらくあっさりとしたタイトルですよね。半角数字も1文字として数えても全部で14文字です。
次に二冊目の『樹脂粘土でつくるとっておきのミニチュアスイーツ』。一冊目とくらべると長めのタイトルですね。
こちらは全23文字です。「樹脂粘土でつくる」「とっておきの」というフレーズに、熱いこだわりのようなものが感じられます。
どちらが良いとか悪いとかはないと思ます。
『100円グッズでスイーツデコ』はタイトルの通り、100円で売っているアイテムを使用して作品がつくれるという「お手軽感」みたいなものが感じられて、初心者にも易しいハウツー本のイメージが大きいです。
それに比べると『樹脂粘土でつくるとっておきのミニチュアスイーツ』は「とっておき」という言葉の通り「特別感」を感じさせるような、どこか高級な雰囲気すら醸し出しているようなイメージです。制作に使用しているアイテムも100円では買えないような本格的なものばかりです。
それぞれ本の内容やイメージにふさわしいタイトルが上手くつけられているなあと感心しました。
タイトルは内容を表す
「名は体を表す」の言葉と同じで、どんなものでもタイトル(題名)は内容やイメージをきちんと表すものであるべきだと思います(ネタバレになってしまう小説や漫画などの物語は除いて)。
ただその名付けがけっこう難しいのですよね。
今ご覧になっているこのブログも、記事のタイトルを付けるのにいつも苦労しています。
わたしのよくない癖は、ブログの記事を書く前にふわっとおおまかな内容を考えて、それに合わせてパッと直感でタイトルを決めて(大体13文字以内が目安です、枠内でテキストが折り返されるのがどうも苦手なので)、そしていきなりガシガシと書き始めてしまうところです。
本来なら何をどう書くかきちんと構想を練って、計画を立ててから取りかかるべきなのに。
でもそれをしないで見切り発車してしまうから、タイトルの示す事柄まで内容がなかなか追い付かなかったり、下手するといつのまにか記事のタイトルと内容が乖離してしまったりするのです。
理想のタイトルを考えてみる
求められるタイトル像
よく「ブログのタイトルの付け方」について書いてある他人様のブログ記事に目を通します。
書いてある内容はどこでも似たような感じで「記事の内容がわかるようにする」「検索キーワードを盛り込む」「具体的な数字を入れる」「28文字~32文字に収める」などが定番のパターンになっていますよね。
「タイトルぐらい好きにさせてよーーー!!」と思って逆にそれらを完全無視したタイトルを付けたりしてきたのですが、あまりにもおかしなタイトルが続くのも困ったものでして。
「それならいっそ素直になって『あるべきタイトルの付け方』に沿った記事タイトルを付けてみるのはどうだろう?」と考えました。
実際に作ってみました
今日の記事タイトルは「我がタイトルに偽りアリ」です(全11文字)。
これをよくある「ブログのタイトルの付け方」にのっとって改変してみました。
↓ ↓ ↓
- 「あなたは大丈夫?間違ったブログタイトルをつける原因と3つの解決法」(32文字)
- 「もう迷わない!ブログのタイトルを1分で改善するプロ級のテクニック」(32文字)
- 「【激変!】正しいタイトルでブログの読者数が2割も増える秘密の法則」(32文字)
- 「『読まれるブログ』はタイトルが命!今すぐに実行可能なポイント四選」(32文字)
- 「ブログタイトルと内容がマッチ!誰でも簡単にできる5パターンの技術」(32文字)
……という感じです。いかがですか?
どれもなんだかちょっぴり読んでみたくなるようなタイトルでもあり、どこかで見たことがあるような気もするタイトルですね!!
「1分」とか「2割」とか「3つ」とか、これらの数字や単位はすべて適当に入れてみました。要するにウソです。タイトルの内容もぜんぶ架空のものです、すみません。
でも「プロ級のテクニック」とか「秘密の法則」とか言われると「えっそんなものあるの? どれどれ…」と気になってクリックまたはタップしてみたくなりませんか?
まあ実際にはそんなもの存在しないのですけれどね、すみません。むしろわたしが読みたいくらいですよ…なんですかその「正しいタイトル」「間違ったタイトル」って! 非常に気になります!!(それなら自分で書けばいいのにね)
今後の方針と改善点について
何を優先に書くべきか
「じゃあさっそく明日から『こういうタイトル』+『こういう内容』でブログを書いていこう!」と思ったのか、というと…正直思いませんでした。
確かに興味深いタイトル&内容のブログにはなりそうですが、それが好きで楽しんで書き続けられるかと訊かれたら「無理です!!」と答えざるを得ないでしょう。
なんだか上手く流行りに乗ったような乗せられたような感じなのも腑に落ちません。
やっぱり自分のブログは自分らしいやりかた、自分の好きなように舵をとっていきたいです。他の人のブログはどんなのでもかまわないです、むしろいろいろな情報をください。
こっそりと変えていく
ただし、今のようにあまりにもタイトルと内容に相違があったり、しっくりこない感じが続く場合には、いろいろと改善していかなければならないと思います。
わずか13文字以内でタイトルをつけるのもだいぶしんどくなってきました。かといっていきなり32文字もするタイトルをつけるのもどうかなあ、と思います。極端ですよね。
なので、少しずつさりげなく誰にも気づかれないように、徐々に変えていくのが理想です!
結論:タイトルに偽りは…?
「身も心もハンドメイド」と言いながらまたしてもハンドメイドの話題からどんどん逸れていってしまいました。
しかし今日のタイトル「我がタイトルに偽りアリ」は決して間違っていなかったと思います。実際に架空のタイトルを羅列していましたし。
結論としては今後ともブログにはハンドメイドや作品に絡んだことを書きつつも、それとなくしれっとタイトルや場合によっては内容も改善させていきたいです。くれぐれも良い方向に変えていけますように。
もうすぐこのブログを始めてから二ヶ月が過ぎようとしています。
たったの二ヶ月しかたっていないというべきか、もう二ヶ月も過ぎたというべきか…。
まだまだ初心者の域から抜け出せていないのですが、これからも引き続き何ごとにも焦らず自分のペースでこなしていきたいと思います。
よろしくお付き合いいただけたら幸いです。
ここまでご覧くださりありがとうございました。今日はこのへんで失礼します。
どうかよい週末、よい月末のひとときをお過ごしくださいませ。
それではまた!!
おまけ:今回ご紹介した書籍
↓『100円グッズでスイーツデコ』
写真と解説がわかりやすくて簡単に作品づくりができるスイーツデコの制作本です。
タイトルの通り必要な材料や道具がどれもほぼ100円で揃えられるので、とにかく手軽に気軽にスイーツデコ制作を始められるのが大きなポイントといえます。
作り方も非常にやさしいので初心者にピッタリの一冊です。
↓『樹脂粘土でつくるとっておきのミニチュアスイーツ』
「ミニチュアスイーツ」の名前の通り本物そっくりのフェイクスイーツをミニチュアサイズで制作できる魅力的な一冊です。
掲載されているのはどれも繊細で可愛らしい作品ばかり。眺めているだけでも十分楽しい、心躍る内容となっています。
高度な技術を用いながらもひとつひとつの工程が親切丁寧に書かれているので、初心者から上級者まで幅広い層に対応しているといえます。