撮影ボックス始動①~決意
こんにちは、かんざし大好きミモモスティの未桃みもです。
かんざしが好きすぎて、いつもかんざしのことを考えています。
こんなにかんざし愛に満ちあふれている人間は、世界中を探してもなかなかいないんじゃないかと自分でも思うくらい、かんざしを愛しています。
かんざしが好きだからハンドメイドかんざしを作っているのか、ハンドメイドかんざしを作っているからかんざしが好きなのか。
ニワトリが先かタマゴが先かと同じで、もはやどちらが先なのかわかりません。
──と、前置きが長くなりましたが、今日の記事の本題に入りましょう。
先日、わたしが作った作品の写真を知人女性に見せて感想を求めたところ
「このピアス好き!かわいいね!!」
「こっちのピアス、欲しい!! 買いたい!!!」
という、お褒めの言葉をいただきました。いやあ、それがたとえお世辞でも嬉しいものですね。
で、わたしはすかさず
「これ、おそろいのかんざしもあるんだけど、かんざしはどう? かわいいかな??」
と尋ねたのですが、
「ごめん…かんざしはよくわからないや…」
と申し訳なさそうに言われました。
まあ、そうですよね。
普段からかんざしを身に着ける習慣のない人がかんざしを見ても…しかもそれが写真であればなおさら…特に何も思わないでしょう。
なによりも着用した時のイメージが湧きにくいですよねきっと。
じゃあやっぱり、人様にお見せするためには、いわゆる「着画」を…実際にかんざしを着けて撮った写真を用意せねばならない!!
と、思ったのですよその時、痛切に。
ただ実際のところ、かんざしを自分の後頭部に着けて自分で写真を撮るのはすごく難しいです。自撮り棒または合わせ鏡でも使わなければ無理、それですらひとりで撮るのは大変ですよね。
誰かモデルになってくれる人がいればいいけれど、そんな当てもない、予算もない、時間もない…。
しかし、そんなときのために。
こんなにも便利なものがあったのです!!
「着画作成キット・ヘアアクセ用」おまけに「ピアス用」も!!!
これ、ハンドメイドマーケットサイトやフリマアプリなどで使用されている方もけっこう多いので、ハンドメイドアクセサリーがお好きな方は目にしたことがあるかもしれません。
この「着画作成キット」は、女性の写真がA4サイズのパネル状になっていて、専用スタンドとセットになっています。
パネル状の写真に各種アクセサリーをつけて撮影をすると、ア~ラ簡単。実際にかんざしやピアスなどを着けているような写真ができる…という、とっても便利なアイテムなのです。
【 使い方 】
かんざし対応が嬉しいですね。
…という、とっても便利なこの「着画作成キット」。
持ってはいたものの、実は全然使っていませんでした。
なぜならば。
たぶん多くのハンドメイド作家の方がそうであるように、わたしはいつも自然光のもとで写真を撮るようにしています。
しかし、わたしの自宅は日当たりがそこまで良いわけではなく、本当に撮影に適しているのは晴天の日の、正午を挟んだわずかな時間だけ。
自宅内の一ヶ所、廊下からベランダに続く狭い場所が唯一の撮影スペースとなります。
(ベランダへの扉を開け放って撮影するので、冬は寒くて正直しんどいです)
そんな限られた時間に限られた場所で撮影をする…自然光はベランダからのみ…という環境でこの「着画作成キット」のパネルを正面から使用すると、どうしても自分自身の影がパネルにかかってしまい、上手に写真を撮ることができないのです。
パネルに限ったことではありません。
かんざしやピアスでも同じです。たとえ影が映りこまないように光源に対して被写体に角度をつけて撮っても、今度は被写体の影が背景に映りこんでしまったりして…。
なかなかうまくいきません。
わたしはかなり悩みました。悩みに悩んで…そして、ようやく決意を決めました。
長らく放置していた「あれ」をとうとう導入することを。
そんな「あれ」とは…そう。
「照明付きの撮影ボックス」です。
こちらも「着画作成キット」と時期を同じくしてゲットしたのですが、ほとんど…というか、まったく使っていませんでした。
なぜかというと、とにかく面倒くさい。組み立てにも解体にも非常に手間がかかるのです。
かといって、組み立てたまま部屋に置いておくには大きすぎるという40cmサイズ──A4サイズの「着画作成キット」が入る大き目のもの──を購入してしまったのです。
ですが。
決意を固めた今、撮影ボックスを組み立てて設置したいと思います。
24時間いつでも気軽にハンドメイド作品を撮影するために。
「着画作成キット」を使用して、かんざしを撮影するために…!!
いってみようやってみよう撮影ボックス大始動!
長くなってしまったので「決意編」の今日はここまで!!
次は「開封編」にていわゆる「開封の儀」に挑みます。というわけで次回のブログ記事に続きます。
それではまた、お楽しみに!!!