【手縫い】人形用の「ペチコート」を100均のはぎれで作った/前編
前回2021年5月4日のブログ記事
「【手縫い】『人形のパンツの裾上げ』でそのラインはどれだけ変わる?」で
「次回はスカートづくりに着手します」と言っておきながら
急きょ予定変更!!
スカートの前にまずは実験的に
「ペチコート」を作ってみることにしました。
ミモモスティの未桃みもです、こんにちは!
「ペチコート」とは?
スカートの下に履くスカート
女性なら誰しもご存じとは思いますが。
「ペチコート」と聞いてピンとくる男性は、なかなかいらっしゃらないかと思います。
ずばり「ペチコート」とは!
スカートやワンピースの下に履く「スカート状の下着」のことです。
▼ こういうものですね
ペチコートをスカートなどのボトムスの下に着用することで、下記のようなメリットが得られます。
- 薄い素材のスカート・ワンピースから下着が透けなくなる
- 摩擦に弱い素材(ニット・レーヨンなど)のスカートが型崩れしにくくなる
- タイツにスカートやワンピースがまとわりつきにくくなる(スカートやワンピースが上に寄れ上がってこない)
- 下着のラインがアウターに響かなくなる
- 汗・静電気によるボトムスのまとわりつきが防止できる
- ボリュームのあるペチコート(ペチパンツ)を着用すれば、スカートをふんわりとボリュームアップできる
- あったか素材のものなら冷え防止にも活用できる
透け透けスカートに「ペチコート」を
以前「リカちゃん」に「バービー人形」のいろいろな服を着せた時、
裏地のない薄手のスカートがかなり透けていて
「ペチコート着なきゃダメだよ!」と書いた記憶があります。
確かにスカートが薄くて透けていて、
「リカちゃんの脚の形」までくっきりと見えてしまっています。
これは恥ずかしいですね…。
なぜ今「ペチコート」を?
本当は最初は「スカートを作ろう!」と思って意気込んでいたのですが。
「初めてだけど上手く作れるかなぁ…」
「失敗したら生地がすぐなくなっちゃう」
「丈はどうしよう? ちょっと長めにしたほうがいいのかな」
とかなんとかいろいろ悩んでしまって。
じゃあ、どうせなら。
誰に見せるわけでもない「インナーウェア」を試しに作ってみるのはどうだろう?
もしもどこか失敗をしても、どうせ服の下に着るから見えないし!
白い布ならたくさんあるし!
そう思って
「ペチコート」の製作を決めたわけですよ。
90cm×90cmのビッグサイズ
「混用率不明」だって。
こんなの初めて見ました
今回の「ペチコート」は
「型紙もミシンも不要!手縫いで簡単!」のスカートの作り方を元にして、
同じように作っていきました。
▼「ペチコート」づくりの参考にした記事はこちら
hahano-setsuyaku-kosodate.hatenablog.com
さっそく「ペチコート」を作っていく
簡単な図案を書いてみる
脳内図面を描き起こしてみた
「透けるスカート」の全長は11cm。
「ペチコート」はそれよりちょっと短くて、9.0cmくらいでいいかな~。
とか考えながら簡単な脳内設計図を紙に書いてみました。
この図面(?)どおりに、布を切って折って縫っていきます。
布を裁断してほつれ止め液を塗る
形がちょっといびつですが
まあいいでしょう
「ほつれ止め液」を塗ります
ちょっと塗りすぎた!?
シミが残りました…
ちょっと塗りすぎたせい? 布の素材のせい??
「ほつれ止め液」が乾きましたが、
塗った跡が「シミ」になって残ってしまいました。
まあ「スカートめくり」でもしない限り誰も見ない場所なので、ヨシとします。
次に塗るときは欲張ってたくさん塗りすぎないようにしよう自分。
縫い代(?)に折り目をつける
上部のゴム紐を通すところを1.0cm、下部の縫い代(?)の幅を0.5cmとって折ります。
とくに印はつけませんでしたが、アイロンをかけてしっかりと折り目をつけました。
あと、下の縫い代のみ
「仮止め用スティックのり」を塗って仮止めをしておきました。
そしてひたすら縫っていく
まずは下部分から。
ひたすら手縫いで、ちくちくと布を縫っていきます。
下部分が終わったら、今度はゴム通しのある上部分を縫っていきます。
ちくちくちくちくちく…。
あー、ミシン欲しい。
上下なんとか縫えました
ゴム紐を通す
「8コール」のサイズのゴム紐を用意。
端から9.0cmのところに、チャコペンで印をつけます。
布の上部分の1.0cmあけたゴム紐を通す部分に、端から通していきます。
どちらを使うかはお好みで
印のところまでゴム紐を通したら、
裏側にくるっと丸めて、布の端と端を重ねて、
ゴム紐ごと「クリップ」or「まち針」で仮留めをします。
普段のわたしは「まち針派」なのですが、
今回初めて「クリップ」を使ってみました。
試してみたら、なかなか使い勝手がよかったです。
──さて。
「ペチコート製作」はいよいよ最終段階へと近づいてまいりました!
この後はこのままゴム紐ごと、
ふたたび手縫いで縦にダーッと縫っていくのです、が。
記事がけっこう長くなってしまったので、
本日はいったんここまでとさせていただきます。
ここから先は後編の記事にてご紹介します。
「リカちゃんのペチコート」は上手く完成するのでしょうか!?
この続きは >>次回のブログ記事 にて! 乞うご期待!!
後編にてお会いしましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
それではまた、ごきげんよう!!