「オビツドールマルチスタンド」でリカちゃんを立たせよう④~まとめ
「説明書どおりに物を組み立てるのが大の苦手!」
な人間が、
必死の思いで組み立てた「オビツドールマルチスタンド」。
さっそく「モンチッチ」のおもちゃにされてますよ。
ミモモスティの未桃みもですよ。こんにちは!
シリーズ全話を振り返って
この「オビツドールマルチスタンド」の組み立てシリーズも、今日でとうとう最終回です。
シリーズ第4回目の内容は「④まとめ」というわけで。
実際に「リカちゃん人形」をこのスタンドに設置してみて、その使用感などをレビューしてみたいと思います。
シリーズの①~③をまだご覧になってない方は…。
①から順番に読んでいただければ、より内容がわかりやすいと思います。
ぜひ!!
「『オビツドールマルチスタンド』でリカちゃんを立たせよう①~準備編」
「『オビツドールマルチスタンド』でリカちゃんを立たせよう②~切断編」
「『オビツドールマルチスタンド』でリカちゃんを立たせよう③~組立編」
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完成した「オビツドールマルチスタンド」
本来ならば目立たないように、さりげなく人形の背後に配置するものなのですが。
今回はレビューや検証も兼ねているため、
あえてその存在がわかりやすいように「黒い背景」を使ってお送りします。
そして今回の「クリップパーツ」
(★人形をカニのハサミのようにガシッと固定して支えるパーツ)
は「中」サイズを選択してみました。
さっそく「リカちゃんを」を設置してみた
真正面から見た姿
やや斜め横から見た姿
真後ろから見た姿
やや斜め後ろから見た姿
真横から見た姿
バンザイをした姿
実際に使ってみて思ったこと
主な長所
- 自由なポージングを維持することができる
- 十分な安定性があり、支える位置も調節可能
- スタンドの形態は自由自在に変えられる
- 背景や衣装によってはスタンドが目立たない
1.自由なポージングを維持することができる
これはこのスタンドの最大の魅力といってもいいですね!
上の設置見本では直立姿勢(とオマケでバンザイ)の姿しか撮らなかったのですが、もっといろいろなポーズをキメさせてみてもよかったと思います。
可動ボディに変えたら、さらに動きのある表現もできそうです。
2.十分な安定性があり、支える位置も調節可能
円形の「ベース」のパーツがけっこう大きめなので、スタンド本体や人形がひっくり返ったりすることはまずありません。
「支柱」が動くので「クリップパーツ」の位置変更もラクラク。
腰のあたりを「クリップパーツ」でギュっと支えれば、どんなに揺すっても人形が倒れたりすることはないでしょう。
3.スタンドの形態は自由自在に変えられる
ご紹介はしませんでしたが、パーツの組み合わせ方によっては支え方を何通りにも変更することが可能です。
「股下固定」(「クリップパーツ」一本のみを利用して下半身で全身を支える)などができるのも利点のひとつです。
その他、支柱の組み合わせを変えたりと、ネジの付け外しでさまざまなアレンジが行えるのも大きな特徴です。
4.背景や衣装によってはスタンドが目立たない
スタンド本体やパーツの色が透明(クリア)なため、薄い色の背景ではそれほど存在感を放ちません。
また衣装によっては「クリップパーツ」もそれほど目立たず、まるで人形が自立しているかのように見えるのもいいところです。
主な短所
- 支柱を折ってしまいそうで怖い
- 片手で位置調節ができず不満
- 「クリップパーツ」の保持力が弱い
- 背景や衣装によってはスタンドが目立つ
1.支柱を折ってしまいそうで怖い
これはわたしがネジを固く締めすぎているせいかもしれませんが…。
ちょっと支柱の位置や角度を変えようとすると、ポキリと折ってしまいそうで怖いです。
(支柱を含めて全パーツに柔軟性はなく、かなり硬い「ポリカーボネート素材」で出来ています)
そう簡単には折れないとは思いますが、十分に気をつけたいですね。
2.片手で位置調節ができず不満
これもまた、わたしがネジを固く締めすぎているからなのかもしれませんが…。
撮影時に、片手でスマホを持って、もう一方の手で人形の位置調節(支柱の角度を変えたりなど)をするのがけっこう困難です。
もうちょっとネジを緩くするべきかなと思っています。
3.「クリップパーツ」の保持力が弱い
サイズの合った「クリップパーツ」でウエストのくびれのあたりをギュっと固定すれば人形の体はしっかりと安定します。
ですが、そうするとどうしても洋服によってはシワが目立ったり、衣装のラインが変わってしまったりします。
そういった点では緩めに、かつしっかりと保持ができる「クリップパーツ」が理想です。
4.背景や衣装によってはスタンドが目立つ
これはしかたがありませんね。スタンド本体の色が透明(クリア)なため、濃い色の背景ではかなり存在感を覚えます。
また衣装や角度によっては、腰の位置にある「クリップパーツ」が目立って見えたり、上にも記したように服のシワが目立ったり衣装のラインが変わってしまうのが難点です。
ひとことで言うと
ひとことで言うと「値段相応」。
これに尽きますね。
定価280円、税込み価格308円ということで、300円ちょっとで買えてしまうという非常に格安なアイテムです。
値段相応の価値があるかと訊かれたら…300円ならこんなものかな…というのが正直な感想です。
(「自分で組み立てるのだから100円くらいでもよくない?」と思ったりもしますスミマセン)
素材も値段も非常に「お手軽」「お手頃」です。
ひとつ持っておいても、まあ損はないかなと思います。
ただし。
パーツを切り離したりバリを取ったり、そしてネジで組み立てるという手間や労力を惜しまない方に向いていると思います。
難解に思える組み立て方法は、一度つくってしまえばもう大丈夫です!(たぶん)
おまけ:「2本足スタンド」の素晴らしさ
今回この「オビツドールマルチスタンド」を使ってみて、改めて強く思ったことがひとつあります。
「リカちゃんの2本足スタンド」を
企画・製作した人ってスゴイ!!
ということでした。
こんな簡易的なスタンドなのに「リカちゃん」の両足をスッと入れるだけで、しっかりと安定してその場に立たせることができるのです。
(ただし残念ながらこの「2本足スタンド」では直立不動しかできませんが)
「リカちゃん」で遊ぶときも部屋に飾っておくときも何かと重宝します。
その場にちょっと立たせておくことができて便利です。余計なスペースも要りません。
しかも税込み価格220円! 驚きの安さです。
「オビツドールマルチスタンド」もいいけれど「リカちゃん」を立たせて置いておくだけなら、この「2本足スタンド」でも十分なのではないでしょうか。
そのへんはお好みですかね。
そんなわけで。
全4回に分けてお送りした
「『オビツドールマルチスタンド』でリカちゃんを立たせよう」シリーズ、
いかがでしたでしょうか。
「説明書どおりに物を組み立てるのが大の苦手」というわたしにしては、なかなかよく出来たなと思います。
これを機に、もっといろいろなものの製作を頑張ってみちゃおうかな~
と企んでいたりもする今日この頃です。
ズルズルと続くシリーズものの記事を最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!!
本日はこれにて失礼いたします。
次回にお会いできるのを楽しみにしております。
それではまた!!