続・これも一応ハンドメイド
ううーん、なんて小さなこのビーズ。
直径約1.5mm…いや2.0mmはあるのでしょうか? ないかな???
サイズを把握してもらうために定規の上に並べて撮影したのですが、それぞれの場所に置くだけでもえらく苦労しました。なんだか微妙に目盛りからズレてるし。
この撮影のために小さなものを凝視しすぎて目がショボショボしています、ミモモスティの未桃みもです。こんにちは!
ハンドメイドかんざしや、それとお揃いのピアスを作る時にわたしが使うビーズは、平均8mmから14mm程度。すごく小さなものでも3.0mmのメタルビーズが今まで扱った中での最小サイズでした。
それなのに。
それよりもさらに小さいサイズのビーズに翻弄されるなんて、予想だにしなかったですよ…。
いや違う、ごめんなさい予想はしていました覚悟もしていました。しかも一ヶ月も前からです。
↓この記事をご覧ください。
懐かしいですねー。約一ヶ月前に書いた「これも一応ハンドメイド」というブログ記事です。
まだご覧になっていない方は、ぜひチラッとお目通しいただいてから今回の記事を読んでいただけると非常にありがたいです。これまでの経緯が詳しく記載されています。
この上記のブログ記事で最後に
「今回購入したネックレス兼マスクホルダーは放置してそのまま…なんてことのないように、早めに制作に着手したいと思います!笑」
……なーんて書いていたあの日がまるで昨日のことのようです。文末に「笑」とかつけているのがまたえらく余裕ぶった雰囲気で笑えます。実際笑っているのですが。
わたしの予想は見事に当たりました。
母親の誕生日プレゼント用に作るためにパーツクラブで購入した「ネックレス兼マスクホルダー」のオリジナルプチキット。
明日は作ろう来週には作ろう来月こそは作ろう…と思いつつもなかなか実行に移さず移せず。そうこうしているあいだに母の誕生日は目前に迫ってきています。
いくら重たい腰でもそろそろいいかげんに上げなければならない時がやってまいりました。
そうです、この週末にでも思い切って制作に着手しよう! と決意したわけなのであります。
大丈夫。何しろレベルは星2の初~中級程度。制作時間は約60分!!
自分で用意するのはニッパーと平ヤットコとはさみだけ。あとはこのパッケージの中に入っているビーズと金具パーツと「初心者向け 親切レシピ」というもので、誰でも簡単にビーズアクセサリーが作れるという…。なんて素晴らしいキットなのでしょう!!
もしかしてこのブログを書くよりもはるかに素早く楽しくラクラクに作品が出来てしまうのではないですかね!? どうしよう!! もうブログ書かなくてもよくない!!?
そんなわたしの甘い考えはあっというまに打ち砕かれました。
開いたパッケージの中に入っていたのは、大量の極小ビーズやパーツの一式。そして「親切レシピ」という名の複雑難解な説明書一枚でした。
大人の事情で説明書(レシピ)の内容をここでお見せすることはできません。が、とにかくその内容のわけの分からなさにわたしの思考は一時固まりました。
「え…『初心者向け』って書いてあったよねこれ…。もしかして何かの間違いで上級者向けと入れ替わってない…?」
そういえば以前にもありましたね。「説明書を読んでも意味がわからない」という現象。たぶん「例の撮影ボックス」を組み立てた時に感じたものと同じだと思います。
世の中広しといえども、ここまで説明書が苦手な人間はわたしの他にも存在するのでしょうか??
──そんなことはいいとして。
とりあえず今はゆっくりじっくりと説明書を読んで、手順に沿って正しく確実に作っていこう。
そう思ってまずはキットの中に入っている材料の確認と、使用する道具の準備にとりかかることにしました。
以下、確認や準備の手順です。
作業に入る前にしておくこと
材料の種類や数を確認する
まずはじめに。
材料であるビーズやパーツ類を説明書の材料一覧と照らし合わせて、足りないものはないかどうかあらかじめチェックしておきます。
こうして規則的に並べてみると、まるでテレビのニュースでよく目にする「警察の『押収品陳列』の様子」みたいでどこか怪しげな雰囲気すら漂ってきますね(!?)
この中にあるビーズ(ブルー・グレー・ゴールド・ベージュ)が本日の冒頭の写真と同じものです。ビーズはもちろんその他パーツ類も、そのサイズがものすごーく小さいことがお分かりいただけると思います。
見えにくい(というか見えない)かもしれませんが、最上段の中央にあるのは透明のテグスです。
その左にある黒い輪状になっているものが「ナイロンコートワイヤー」です。これにビーズを通してビーズネックレス兼マスクホルダーを作ります。
テグスはオマケの(?)指輪を作る時に使うそうです。
使用する道具をそろえる
次に。
じっくりと説明書を読みながら、使用する道具を手元にそろえておきます。
たしか表書きにはニッパーと平ヤットコとはさみを用意すればいいと書いてありました。しかし、実際にはもっといろいろなものが必要になることが判明したのです!!
よく読めば平ヤットコは右手用と左手用の二つが必要ですし(まあこれは基本的なことなのですが)、あとはワイヤーの仮止め用のテープや、長さを図るためのメジャー(もちろん定規でもOK)も用意しておかなければいけないようです。
あと個人的には、前回のブログ記事「買ってよかった物ランキング」の必須アイテムなども準備しておきました。
- はさみ:自宅にあったもの。テグスを切るのに使用
- 平ヤットコその1:丸カン(輪状の金具)を閉じるのに使用
- 平ヤットコその2:丸カン(輪状の金具)を閉じるのに使用
- ニッパー:ナイロンコートワイヤーを切るのに使用
- マスキングテープ:ワイヤーを仮止めするのに使用
- メジャー:ワイヤーに通したビーズの長さを測るために使用
- マルチルーペ:部屋の明かりが電球色のためLED照明を使用
- キッチンタイマー:ストップウォッチ機能を使用
- 三角トレー:使用するビーズを入れておくのに使用
という感じです。
「タイマーやストップウォッチなんて何に使うの?」と疑問に思われそうですが、これは追ってご説明したいと思います。
材料をトレーにセットする
最後に。
先ほど並べて確認をしたビーズやパーツなどの材料をひとつひとつ袋から出します。
そして三角トレーや自宅にあった適当なケースにそれぞれ入れて、これまた「買ってよかった物」のひとつであるビーズトレーの上に載せておきます。
やっぱり便利な三角トレー、二個じゃ全然足りません。もっともっともーっと数が欲しいですね!!
今回は全作業をこのトレーの上で行っていく予定です。少し狭いですが、まあなんとかなるでしょう。
さっそく作業に入る、その前に
どれくらいで完成できるか
説明書のオモテ面には「制作時間:約60分」と書かれています、が。
わたしはビーズアクセサリー作りに関してはまっっったくの初心者です。
おまけに説明書を読み解くのもとても苦手という…そんな自分が今回このネックレス兼マスクホルダーを完成させるまでに、いったいどれくらいの時間がかかるのか。
というか、そもそも完成までこぎつけられるのかどうか。
疑問や不安でいっぱいです。そこで用意したのがこちら!
ただしタイマー機能ではなく、ストップウォッチ機能を使用します。
制作開始から完了までどれくらいかかるのか。初心者でも本当に60分で完成させることが可能なのか。実験も兼ねて実際に作業時間を計ってみたいと思います。
もちろん作業途中の撮影時や休憩時などにはストップウォッチを一時停止させておきます。作業の再開と同時にストップウォッチも再スタートさせます。
もしも失敗したらどうする
ちょっとした失敗なら
たとえばビーズの並べ方を間違えた場合は。
間違えたところまで戻って(ようするにいったんビーズを解いて)そこからやり直しをすればいいことかなと思います。面倒くさいけれど。
大きな失敗をしたときは
ワイヤーを変なところで切ってしまったとか、トレーをひっくり返してビーズやパーツが足りなくなってしまったとか…。
そういった場合は自宅の近くにある手芸店または最寄りのパーツクラブの店舗に駆け込んで追加で材料を購入する…しかないかなあ…と思います。
それが無理な場合は、もう一度キットごと買いなおすしかないでしょう。
ネット通販ではまだ購入可能なようです(在庫がたまに「△」になっているけれど)。
というわけで。
作業前の解説が長くなりましたが、これよりさっそく制作過程に入りたいと思います!!
ビーズアクセサリー作りに関しては超々初心者であり、説明書を正しく読み解くのが苦手なこのわたしが、どこまで素早く正確に作品を作り上げていくことができるのか…。
どうか暖かく見守ってくだされば幸いです。
ネックレス兼マスクホルダーの制作編は次の次のブログ記事に続きます。どうぞお楽しみに!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
またお会いする日まで! それでは失礼いたします。